公演直後の今の率直な感想を書きたいと思います
このEndless SHOCK、初演の時から毎年観させてもらってるんですが
(たぶん05年の翼以外全部観てる)
この舞台、ストーリーじゃなくて
演じるものの気持ちやモチベーション次第でいくらでも感じ方が変わるんだなって
今回観て初めてそんなことを思いました。
まず毎回配役が変わるコウイチのライバル役
演じる方からしたら一番難しい役かもしれない。
それぞれに得意も不得意も個性もあるし、
人によって好き嫌いがはっきりわかれるから
私個人的には亮ちゃんの繊細でいて捻くれた感じがするリョウが好きなのですか…笑
今回のヤラは屋良っちにしかできないヤラだった。
そして過去3回出続けているからこそできた役作りじゃないかな…
2幕のWhy don't you〜からの下りは
気持ち的に疑問が残る部分もあったけど
芝居としてはすごく好きだな、と思った
SHOCKの一番の見せ場はこのシーンだと私は思ってるんだけど
(毎回泣くし、今回も泣いた)
ただやっぱり1幕からの繋がりがあっての独白シーンなので
この部分だけ頑張ってもダメなのよね
ほんとーに難しいな〜と思うよ
そういう意味ではリカちゃん、もっと頑張れ!
ダンスはすごくうまいな〜と思いました
(なんか上から目線だな笑)
そしてSHOCKの舞台に初めて立つことになったたっちょん
正直私が見た大倉史上、一番出番も台詞も多かったのでは
(サマスペを除いてね笑)
芝居も思ったよりよかったし、
踊りは全然引けをとっていなかった。
まーちん、パナとの踊りも光一さんと踊る場面も上手くリンクしていたし
主張しすぎないクセのない踊りだった
それがいい意味で存在感を放ってましたね
タップもしっかりステップを踏めていたし
(タップってやっぱ難しいと思うのよ)
準主役級の扱いでこっちがびっくりしたわ(笑)
夜の海も踊ってるし!!
ソロで歌って踊る見せ場もあるし!!
ほんとびっくり!(笑)
4年前の冬、なんばの駅で見かけたオーラのかけらもなかった少年がねぇ…
この抜擢は一体なんでしょうね(若干失礼・笑)
感慨深いなぁ〜と思ったよ
演目自体にほぼ変更なし。
1幕は殺陣の動きと音楽
2幕は大倉の苦悩
コウイチが劇場に現れるシーン
石川さんのスネアドラム
…大きく変化したのはこの部分かなぁ
次は何がくる、っていうのがほぼわかっているから
時間が経つのがすごく早かった
告白シーンのヤラとリカの台詞、ほぼ覚えちゃってるよ私!(どんだけ〜)
ヤラが出とちりしてスタッフを責めるシーンのコウイチさんが前回にもまして悪役に撤してました
アドリブはビリーズブートキャンプごっこ
腕をくるくる回す方向が一人だけ逆で
“大倉、向き違うぞ”と突っ込まれていた
そーゆーとこは天然なの?(笑)
夜の海は相変わらずだだ泣きでしたねー
なんかホントにコウイチが消えてしまいそうな感覚に陥ってしまう
それくらい儚く見える
熱く語ってしまいましたが(笑)
好きだな〜SHOCK
観るものに何かを残してくれる作品だなって思う
毎年再演されるのも納得です
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